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投資家の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てにあずかり厚くお礼申し上げます。
さて2012年に入り、当社はコア開発品に関し、大きな進展がありました。
まずはじめに、コア開発品のMN-166(イブジラスト)に関するニュースとして、2月初めに進行型多発性硬化症を適応とする特許が米国にて承認されました。導出活動において、多発性硬化症治療のためのMN-166の使用を市場独占することに対し、長期の保護を得ることが主要な課題でありましたが、今回の承認で少なくとも2029年初めまでの期間が特許でカバーされることとなり、MN-166に関わるビジネスチャンスが拡大すると考えております。多発性硬化症は、時間の経過に従って障害が進行する慢性疾患とされ、特に進行型多発性硬化症の患者は予後が悪く、障害の程度も重い傾向にあります。近年、再発寛解型多発性硬化症に対してさまざまな薬物療法が導入されていますが、進行型多発性硬化症の治療法は確立されていません。現在認可されている薬にはない脳神経保護効果を持ち、安全性が極めて高く、かつ投与が簡便な治療法であるMN-166に期待が寄せられています。また、神経因性疼痛を適応とする特許については3月に日本、4月にオーストリアで承認されました。
もう一つのコア開発品のMN-221に関する進展としては、3月中旬に気管支喘息急性発作患者を対象とした大規模フェーズ2臨床試験(治験番号MN-221-CL-007)の患者登録が完了し、試験の解析結果報告を第2四半期中に予定していることを発表させていただきました。本臨床試験は、プラセボを対象とする無作為二重盲検比較で行われ、2009年の試験開始から、途中でのプロトコル修正も含め、約3年にわたり、176名の患者が米国における約20の救急施設で患者登録されました。また、COPD(慢性閉塞性肺疾患)を適応とするフェーズ1b/2a反復投与臨床試験(キッセイ薬品工業㈱との共同実施)は、3月に患者登録をスタートしています。
今後も、投資家の皆様のご期待に応えられるよう社員一同、臨床開発、導出活動に邁進する所存でございます。今後ともなお一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成24年4月